土地探しを始める時、「日当たりが良いから、南側道路の土地を探そう」と考えてはいませんか。
たしかに日当たりの良さは大きな魅力の1つです。
しかし、これだけで選ぶのはチョット待って！
南側道路特有のデメリットもあるのです。
「土地選びを失敗して理想のお家を建てられなかった…」と後悔しないために、南側道路のメリット・デメリットとともに、南側道路の間取りで知っておきたいポイント3選を解説します。
南側道路の間取りで知っておきたいポイント3選
ポイント①：南側道路のメリットは？
・日当たりが良い
これが南側道路が人気の大きな理由です。
洗濯物が乾きやすかったり、光熱費を抑えられたりというメリットがあります。
・資産価値が高い
人気の高い南側道路の土地は高値で取引される傾向にあるため、将来何かの事情で土地を手放さなければならないケースも想定すると、考慮しておきたいポイントです。
ポイント②：南側道路のデメリットは？
・プライバシーへの配慮が必要
南側道路の家では、日当たりの良さを活かして1階にリビングと大きな窓を作ることが多いです。
一方で日当たりの良い反面、人目が気になりストレスを感じた生活を送ることになりかねませんので、道路から室内が見えないような工夫をしなければなりません。
・メリットである日当たりの良さは周辺環境に左右される
実は「南側道路だから日当たりが良い」とは限りません。
もし道路を挟んで向かい側にマンションなど大きな建物がある場合は、少なくとも1階の日当たりは悪いことが想定されます。
その他にも、周囲の土地が空地だった場合は今後新たに背の高い建物が建設されるケースも考慮をしておかなければなりません。
南側道路であるということに満足せず、周辺の環境にもしっかりと目を配ることが大切です。
ポイント③：南側道路のおすすめの間取りは？
・南側には庭や駐車場、目隠しフェンスを設ける
日当たりが良い反面、人目に触れやすくなるというデメリットがある南側。
そこで、南側に庭や駐車場を設けて家と道路の距離を空けることで、人目を遠ざけることが可能になります。
また庭にする場合は、目線の高さにフェンスがある、目隠し用のフェンスを設けることもおすすめです。
・玄関の位置を工夫する
間口が狭い南側道路の土地の場合、南側に玄関を設けると日の当たる面積が限られてしまいます。そのため、おすすめは、L字型の間取りにして空間部分に駐車スペースを確保し、その駐車スペースの奥側に玄関を配置する間取りです。
これにより、日当たりを確保することができるとともに駐車スペースがプライバシーを守る役割を果たしてくれます。
都心部などコンパクトな土地の場合は、この間取りがおすすめです。
・ベランダやリビングを2階にする
周囲に背の高い建物がある場合やプライバシーを守るために先述した庭や駐車場を設けるスペースがない場合は、南側道路の日当たりの良さというメリットを活かした、2階にベランダやリビングのある間取りもおすすめです。
いかがでしたか？
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それではまた！
アラハウス/小野寺工務店