お家づくりをする過程において、棟上げという作業があります。棟上げは家づくりにおいてとても重要な作業とされています。
お家づくりで必ず耳にする棟上げとは？
棟上げとは、主に木造住宅の建築において、柱や梁など建物の基本構造が完了したあと、屋根の一番上の部材である「棟木」と呼ばれる木材を取り付けることをいいます。
「棟木（むなぎ）」とは、屋根の高い位置に母屋や軒桁と平行に設置される部材（横木）を指し、棟木が設置されることを地域によっては、上棟（じょうとう）、建前（たてまえ）、建舞（たてまい）などとも呼ばれています。
棟上げにかかる日数はどのくらい？
棟上げは１階の床を貼った状態から１日で屋根まで作りあげます。
この日だけは、他の現場の大工さんたちを招集して手伝ってもらうほどの、大掛かりな作業です。
上棟式とは？
上棟式とは、上棟までの工程を終了した段階で執り行う行事のことを言います。
棟上げを無事に終えられたことへの感謝と、最後まで工事の安全を祈る儀式です。
上棟式でみかける飾りは何かご存知ですか？
上棟式で、飾っている写真のような飾り。こちらは”幣串（へいぐし）”と呼ばれる魔除けの飾り物です。
上棟が完了した後、無事に棟上げが終わったことへの感謝と、無事に建物が完成することを祈願する儀式の際のシンボルとして使用されています。
最近では上棟式を行わない場合や、省略するケースがあります。参加人数が総勢10人以上になる場合もあるので、施主様が無理なく楽しめる範囲で行うのが望ましいといえます。
これから新築を建てる予定がある方はぜひ上棟式を経験してみてはいかがでしょうか？
いかがでしたか？
家づくりのご参考にしていただけますと幸いです♪
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それではまた！
アラハウス/小野寺工務店